[感想]映画レビューブログ

これまで僕が映画館やDVDで鑑賞した映画の感想集

【インターステラー】 Interstellar (2014年 アメリカ)

インターステラー】 Interstellar (2014年 アメリカ)

地球規模で巨大砂嵐が日常的に発生する異常気象により、人類は絶滅の危機にさらされていた。
トウモロコシ農場を営む元宇宙飛行士ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)は、
ある日、娘マーフの部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を何者かのメッセージではないかという事に気付く。
クーパーと娘マーフはそのメッセージを解読、それが示している施設に辿り着くがトップシークレットに触れたとして身柄を拘束される。
そこで昔の仕事仲間であったブランド教授と再会、無くなったはずのNASAが進めているラザロ計画の存在を知る…

監督:クリストファー・ノーラン
出演:マシュー・マコノヒー
   アン・ハサウェイ
   ジェシカ・チャスティン
   マット・デイモン
   マイケル・ケイン

 この映画はノーベル賞物理学賞をとったキップソーン氏の監修で物理的に破綻しないような設定で制作されているSF映画です。

兎に角、宇宙空間や星雲、天体、銀河、ブラックホールワームホール等、スケール感が半端ないです。

設定として、地球が人類生存にとって致命的な異常気象が発生しており、早急に別惑星に脱出しなければ人類は滅んでしまうので早急に第2の地球を探す旅に出る…という悲壮感が根底にあるんですが、いざ宇宙に出てしまうとそんな事はどうでもいいような展開になります。

目的は地球脱出の為の新たな新天地となる第2の地球探しだった筈が、立ち寄る惑星ごとにトラブルや事故が発生、マット・デイモン扮するヒュー・マン博士の居る氷惑星に着陸した時も、ヒュー・マン博士は散々クーパー達を殺そうとして暴れまわり、挙句、ひとり相撲で宇宙空間に投げ出されて即死するという展開。

第2の地球に適さない惑星が次々に確定し、その上複数同乗していた宇宙飛行士は最終的にはジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)と、アメリア・ブランド博士(アン・ハサウェイ)2人だけになります。

この映画の見どころは5つあります。

1つ目・何といっても宇宙の壮大さと、本当に宇宙空間に居ると思えるぐらいの映像クオリティーの高さ。(ブラックホールに落ちた時の特殊空間、ワームホール通過時、水惑星でブラックホールの影響で超潮汐力により山脈程の高さの波が押し寄せる等)

2つ目・特殊相対性理論特異点ニュートン力学スイングバイ航法、漆黒の宇宙空間、音の伝達等の物理学に基づいた展開。

3つ目・惑星探査に先に行っているヒュー・マン博士(マット・デイモン)の狂気振りと、ワガママにひとり相撲で宇宙空間に投げ出されて即死。

4つ目・ブラックホールの超重力の影響で時間の流れが遅く、ほんの1時間でも地球の7年間に相当する惑星に着陸する。

5つ目・ジョセフ・クーパーのブラックホールからの脱出

上記の項目の何れか、若しくは複数「興味ある」と思える方はこの【インターステラー】 Interstellar はレンタルして観る価値はあると思います。

レンタルしなくても誰かがYoutube であげてるかも…