[感想]映画レビューブログ

これまで僕が映画館やDVDで鑑賞した映画の感想集

【25年目のキス】Never Been Kissed (1999年 アメリカ)

25年目のキス】Never Been Kissed (1999年 アメリカ)

新聞社のコピーエディター、25歳のジョジー(ドリュー・バリモア)は、
初の記者仕事として10代の実態をリポートする為、年齢を偽って高校に潜入する。
高校時代は不人気のガリ勉、第二の高校生活もドジったりいじめられたりと散々な有様。
そんな姉をサポートする為、野球への夢を捨てられない弟のロブ(デヴィッド・アークエット)も同じ高校に潜入する。
ロブの活躍により人気者になったジェシーだったが…
ドリュー・バリモアが主演と製作総指揮を務めたラブストーリー。

監督:ラジャ・ゴズネル
出演:ドリュー・バリモア
   デヴィッド・アークエット
   ジョン・C・ライリー
   リーリー・ソビエスキー
   マイケル・ヴァルタン

この映画、これは面白いと思う人とさほど面白くないと思う人に分かれると思います。
僕は後者の方です。
というのも、この映画はラブストーリーなんですが、個人的に「え?この先生とのロマンスだったの?」という感じで、先生とのラブストーリーというにはその先生との絡みがあまりにも少なく、ジェシー(ドリュー・バリモア)がアルディス(リーリー・ソビエスキー)と仲良くなったかと思ったら、今度は人気者グループのカースティン(ジェシカ・アルバ)達と仲良くなって、アルディスから敵視されたりして、そっちの方の展開が多かったので、まさかこの先生とのラブストーリーという感じがあまりしませんでした。
弟ロブの登場で姉ジェシーの周りからの評価がそれまでの不人気から一転好印象にガラッと変わり、男子生徒から誘われたりするあたりが、この映画の見どころではあるんですが「誰とのロマンス?え、この先生と?そんなシーンそれほどありましたか」感が否めません。
が、それでも複数の伏線はラスト前までにはちゃんと解消しており、さすがハリウッド映画だと思いました。
原題はNever been kissed(キスをしたことがない)ですが、それを【25年目のキス】とあてるあたり、プロですねぇ。
最後まで観たらそういう邦題にした方がニュアンス的に合ってる気がします。

あと、日本映画にはないノリの会話として気に入ってるシーンがあります。
~姉ジェシーと弟ロブの会話~
ジェシー「(高校生とそんな事になったら)犯罪よ」
とロブに対してジェシーは言ったものの、自分の方も高校生の男子から告白され、
ロブが「ムショで会おうぜ。ミセスロビンソン」と姉ジェシーに言い返したところ。
評価★★★です。