[感想]映画レビューブログ

これまで僕が映画館やDVDで鑑賞した映画の感想集

【揺りかごを揺らす手】The Hand That Rocks The Cradle (1992年 アメリカ)

【揺りかごを揺らす手】The Hand That Rocks The Cradle (1992年 アメリカ)

妊婦クレア(アナベラ・シオラ)は診察中、医師に猥褻行為を受けたと訴えを起こす。
数日後、その医師は自殺してしまう。
自殺した医師の妻ペイトン(レベッカ・デ・モーネイ)は、そのショックから流産。
そんなペイトンが、自分とは対照的に赤ちゃん誕生に幸せいっぱいのクレアを知った時、世にも恐ろしいペイトンの復讐劇が始まる。
レベッカ・デモーネイ、アナベラ・シオラ共演のサイコスリラー映画。

監督:カーティス・ハンソン
出演:アナベラ・シオラ
   レベッカ・デモーネイ
   マット・マッコイ

この映画は、ペイトン(レベッカ・デモーネイ)がお腹の子、夫、財産等全てを失い、その切欠を作ったクレア(アナベラ・シオラ)が許せず逆恨みし復讐する映画ですが、この手のサイコスリラーが好きという方にはハマる映画だと思います。
ペイトンが、クレアが雇っている知的障害者の男を貶める工作、クレアの夫とクレアの親友が浮気しているように仕組む、自分の秘密に迫る人物を殺害等、女性の恨みの怖さが出ています。
まさにサイコスリラー、バンバン人を殺す映画ではないですが、怖さはそういう所から来るだけではないというのが分かる映画です。
この映画に出ているペイトンのイメージでレベッカ・デモーネイを見てしまうので、この人はそういう事をする人なんだと思ってしまったこともありました。
そのくらいこの映画のペイトンのイメージは強烈でした。
この映画以降、あまり他の映画に出ているのを見かけませんが、もし出ているのを見たとしても真っ先に頭に浮かぶのがレベッカ・デモーネイ=ペイトン=ゆりかごを揺らす手=逆恨みの狂気です。