[感想]映画レビューブログ

これまで僕が映画館やDVDで鑑賞した映画の感想集

【天使にラブソングを…】Sister Act (1992年 アメリカ)

天使にラブソングを…】Sister Act (1992年 アメリカ)

リノにあるクラブ「ムーンライトラウンジ」で、しがないクラブ歌手として働いているデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は、ある日、ギャングのボスであり愛人でもあるヴィンス(ハーヴェイ・カイテル)が、裏切り者を始末する現場を目撃、ヴィンスに命を狙われる羽目に。
重要参考人として警察に保護されたデロリスは、ヴィンスの裁判の日まで身を隠すためカトリック系の聖キャサリン修道院でシスター・メアリー・クラレンスとして匿われる事になるが…

監督:エミール・アルドリーノ
出演:ウーピー・ゴールドバーグ
   マギー・スミス
   キャシー・ナジミー
   ウェンディ・マッケナ
   ハーヴェイ・カイテル

この映画は、しがないクラブ歌手デロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)が、かくまわれた修道院で巻き起こす騒動を描いたコメディ映画です。
シスターたちとは初めはギクシャクしているが、歌を通じて徐々にシスターたちに認められ評価がどんどん良くなっていく過程とラストの聖歌隊パフォーマンスが見どころです。
主演女優ウーピー・ゴールドバーグ扮するデロリスの表情や「そうそう、そういう風になった時はそういう言い方やそういう態度をするわ」とつい思ってしまうような場面も同様です。
このデロリスの表情や言い方、言う内容で面白い一例を挙げるなら、ヴィンス(ハーヴェイ・カイテル)が逮捕された時に、デロリスが一言恨みを言おうとしたら、他のシスターに諭されて嫌々に「Bless you」と言いたくない事を言う時の言い方とその態度等。
こういう部分がこの映画の面白さの一つなのでこういうのが好きな方はハマると思います。
教会の中、酒場、カジノと、場面が多く変化があり飽きません。
ラストの法王の前で聖歌隊が聖歌を歌うシーンは何とも言えないすがすがしさがあります。