【ラスト・サムライ】The Last Samurai
【ラスト・サムライ】The Last Samurai
明治維新直後の日本で、軍を近代化したい日本政府の要請を受け、
南北戦争の英雄オールグレン(トム・クルーズ)が招かれる。
ごう慢な態度で軍を教育するオールグレンだったが、反政府の侍たちとの戦に敗れ、
囚われの身となった山里で武士達と過ごす内に武士達の生き様に触れ、自らも甲冑を纏い武士達と共に近代化した政府軍に対し立ち上がる。
ハリウッドが描いた日本の歴史という点でも、画期的な一作である。
監督:エドワード・ズウィック
出演:トム・クルーズ
『バニラ・スカイ』『ワルキューレ』『ナイト&デイ』『M:I』シリーズ
渡辺 健
『ラスト・サムライ』『インセプション』『ダレン・シャン』
真田 広之
『ラスト・サムライ』『アベンジャーズ/エンドゲーム』『47RONIN』『ウルヴァリン:SAMURAI』『スピード・レーサー』
小雪 /他
①どんな時にお薦め?
ハリウッドが描く日本の武士道精神を観るなら。
②何を描いた映画?
文明開化の真っ最中の日本で、それまで権力を持っていた刀を振るう武士達の時代から、近代兵器の軍隊を持つ日本帝国の時代へと日本を守る力が移り変わる中での武士達の葛藤を描くスペクタクル映画。
③印象的なシーン(演出含む) ④印象的なセリフ(表情含む)
自分の夫を殺したオールグレンの身の回りの世話をするたか(小雪)のシーン。
シーン全てが印象的なセリフや表情の連続。
⑤見どころ
終盤、近代兵器の日本軍と武士の騎馬隊が衝突。
戦いは近代兵器を持つ日本軍が勝利する。
敗れた武士の騎馬隊リーダー勝元は、その場で介錯をオールグレンに頼む。
そしてそれを観ていた日本軍側の兵達が深く頭を垂れる。
真田広之の殺陣。
⑥ツッコミどころ
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⑦笑えるポイント
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⑧ネタバレになるのでちょっとだけ…
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⑨感想
日本人俳優の活躍が良く映えた映画だと思います。
この映画で日本人俳優が、ハリウッドが誤解している日本人像(武士像、侍像)に対して注文を付け修正させたといわれているので、日本人として観ていて「それはないわ」というような気になる描写はほぼ無かったと思います。
細かい事を言えば無くはないですが…
真田広之の殺陣は流石ですし、身のこなし方や、立ち居振る舞い、考え方はこれが日本人、侍というものですと堂々と言える映画だと思います。
そういう意味で日本人としてこのラスト・サムライという映画は合格点です。
⑩Pick Up Music
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⑪観たのは劇場?DVD?
これは映画館の劇場スクリーンで観ました。
⑫その他関連
最後の合戦における真田広之の殺陣が余りに見事だった為に、
主役のトム・クルーズを食ってしまうという事で真田広之のシーンが大幅にカットされたらしい。