[感想]映画レビューブログ

これまで僕が映画館やDVDで鑑賞した映画の感想集

【スクール・オブ・ロック】THE SCHOOL OF ROCK

スクール・オブ・ロック】THE SCHOOL OF ROCK

売れないロックバンドのギターリスト、デューイ(ジャック・ブラック)は、
友人で教員免許のある元ベーシスト、ネッド(マイク・ホワイト)のアパートに居候しながら何とか生活している。
ある日、溜まった家賃の件でネッドの彼女パティ(サラ・シルバーマン)に大口を叩き、即刻収入を得なければいけない羽目になったデューイは、
ネッドとパティの留守中、臨時教員募集でネッドに電話を掛けて来た校長の申し出をネッドに成り済まして引き受けてしまう。
遊び半分で引き受けた臨時教員だったが、担当になったクラスの子供達に音楽の才能がある事に気付いたデューイは…


監督:リチャード・リンクレイター
出演:ジャック・ブラック
キングコング
   マイク・ホワイト
   ジョーン・キューザック /他

①どんな時にお薦め?
学校物のサクセスストーリーや、音楽物の映画を観たい時に。

②何を描いた映画? 
ロックを全身全霊で愛するデューイ・フィン(ジャック・ブラック)は、その熱すぎる思いと身勝手な振る舞いがたたり、
挙句に自分が作ったロックバンドから追い出されてしまう始末。
収入のないデューイは、同居人のから家賃を払うように言われたもののデューイには収入が無い。
窮したデューイは、同居人のネッド(マイク・ホワイト)宛に掛かってきた補充教員の話をネッドに成りすまし申し出を受け、名門ホレス・グリーン学院の教員になってしまう。     
そこで出会った厳格で堅い学校の子供たちが、ロックを全身全霊で愛するデューイの熱烈指導でロックバンドに目覚め、やがて教員、保護者、警察を巻き込んだ大騒動に発展する。
というストーリー。

③印象的なシーン(演出含む) ④印象的なセリフ(表情含む)
歌志願の控えめな女の子が、いざステージに立つ時に「太ってるからみんなに笑われる」と自信を無くした時のデューイの勇気づけ方
「〇〇〇を知ってるか?彼女も太ってるぞ。でも、彼女が歌い始めたら…」という例を出し、歌うために生まれてきた自分の声に自信を持てと言うシーン。

⑤見どころ
劇中、ザックが書いた曲が徐々に楽曲に仕上がっていく過程

⑥ツッコミどころ
まず、ネッド・シュニーブリーではない事があれだけの期間、学校にばれないんですか?
免許とか証明が必要ではないんでしょうか?
しかも、あれだけの楽器を教室に隠すのは無理でしょう。
それと教室の外で校長先生が授業の様子を確認していますが、あれでドアを開けて入ってこられたら生徒がいない事がまるわかりです。
誤魔化しカモフラージュがあんなに上手くいきますか…

⑦笑えるポイント
エレキを校長に見られ、デューイがそれをごまかす時の行動。
校長をその気にさせるために好みの音楽を聴き出し、
連れて行った酒場でデューイがStevie Nicks の Edge of Seventeen をジュークボックスで掛けるシーン。

⑧ネタバレになるのでちょっとだけ…
劇中のSchool of rock という曲は、実際はこの子達が作った曲ではありません。

⑨感想
こういう学校を舞台にした子供達の活躍を描いた映画は過去にいくつかあったと思いますが、
バリバリに楽器演奏が出来る、超絶に歌が上手いという出演者が、
設定上初めは下手だという所から、ロックに目覚めてどんどん上手く成長していくところが面白いです。

⑩Pick Up Music
劇中も流れるクラスのメンバーが演奏する
School of rock / SCHOOL OF ROCK

⑪観たのは劇場?DVD?
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⑫その他関連
この映画の撮影後も、SCHOOL OF ROCKのバンドメンバーでの演奏があったようです。
Youtubeにも動画が上がっています。


デューイの指導を受け次第にロックミュージシャン風に成長していく子供達の活躍が光るハートフルコメディ。