【猿の惑星:新世紀】 Dawn of the Planet of the Apes (2014年 アメリカ)
SF映画【猿の惑星:新世紀】
原題:Dawn of the Planet of the Apes (2014年 アメリカ)
猿のシーザーが仲間の猿達と共にミュアウッズの森に逃げ込んでから10年、人類は自ら生み出したウィルスによってほぼ死滅し、猿達は高い知能を手に入れ驚異的な進化を遂げていた。
ある日、猿達の集落に武装した人間が侵入、巡邏していた猿に危害を加える事件が発生。
偵察隊の報告から、人間達の集落の位置を知った猿シーザーは軍勢を率いて人間の集落に赴き「エイプ(猿)は争いを好まない、二度と近づくな」という宣言をし立去るのだった。
それを見た人間達は、馬に乗り言葉を話す猿に驚愕する。
監督:マット・リーヴス
出演:アンディ・サーキス
ジェイソン・クラーク
ゲイリー・オールドマン
ケリー・ラッセル
トビー・ケベル
①どんな時にお薦め?
1作目【猿の惑星:創世記】Rise of the Planet of the Apes の続編の2作目です。
②何を描いた映画?
エイプの中でシーザーは穏健派、コバは人類粛清派。
そんな拮抗が崩れ人類と猿(エイプ)の争いが口火を切る姿を描くSF映画です。
③印象的なシーン(演出等) ④印象的なセリフ(表情等)
(個人的に)
ドレイファス(ゲイリー・オールドマン)のセリフ
「The Animal!」(ジ・エーニマル!)
シーザー自らが定めた、
「エイプ(猿)はエイプを殺さない」
という掟を、クーデターを起こしたコバには適用しなかったシーン。
⑤見どころ
(個人的に)
・猿同士の闘争と人間との全面戦争。
・コバがシーザーへのクーデターを起こす。
・シーザーがコバを粛清。
⑥ツッコミどころ
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⑦笑えるポイント
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⑧ネタバレになるのでちょっとだけ…
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⑨感想
人間の中にもエイプの中にも共存する派と粛清する派が存在していて、それぞれに言い分があるというのがこの映画を観ての私個人の感想です。
⑩Pick Up Music
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⑪観たのは劇場?DVD?
これは映画館のスクリーンで観ました。
⑫その他関連情報
続編『猿の惑星 : 聖戦記』War for the Planet of the Apes (2017年 アメリカ)
【猿の惑星:創世記】Rise of the Planet of the Apes (2011年 アメリカ)
【猿の惑星:創世記】Rise of the Planet of the Apes (2011年 アメリカ)
神経学者のウィル(ジェームズ・フランコ)は、アルツハイマー遺伝子治療薬ALZ112を開発し、実験台として雌チンパンジーのブライトアイズに投与する。
薬の投与により劇的にブライトアイズの知能を向上させ、ウィルはさらなる臨床試験の許可を待っていた時、猿のブライトアイズが密かに身籠っていた子猿を守ろうとして狂暴化し射殺されてしまう。
ブライトアイズが射殺され薬の研究開発がストップ。
職場を家に移したウィルは、ブライトアイズが残した子猿を「シーザー」と名付け育て始めるが…
監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ
アンディ・サーキス
フリーダ・ピントー
ジョン・リスゴー
ブライアン・コックス
トム・フェルトン
①どんな時にお薦め?
どうやって猿の惑星になっていったかの始まりを観るなら。
②何を描いた映画?
神経学者ウィルが、射殺されたブライトアイズの子をシーザーと名付け自宅で育て始めるものの、シーザーがウィルの父チャールズ(ジョン・リスゴー)を守ろうとした際に隣人に危害を加えてしまった為、シーザーは霊長類保護施設に入れられてしまう。
そこでシーザーが猿達のボスとなり、施設での人間からの虐待によって人間への不信が更に増大、その復讐を計画する…ということを描いたSF映画。
③印象的なシーン(演出含む) ④印象的なセリフ(表情含む)
(個人的に)
・シーザーが、チャールズのスプーンやフォークの握りが間違っているのを直すシーン。
・チャールズが近所の人に虐められていると思ったシーザーがチャールズを救いに行くシーン。
・シーザーが解放した猿達がウィルに襲いかかろうとした時、シーザーはそれを制止、
ウィルの「うちに帰ろう」という問いかけに仲間の猿と共に森に消えていくシーン。
⑤見どころ
(個人的に)
・手話を使って猿同士が意思の疎通をはかるところ。
・他の猿達にもウィルが研究開発した薬入りのガスを吸わせて知能を向上させるところ。
⑥ツッコミどころ
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⑦笑えるポイント
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⑧ネタバレ
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⑨感想
昔、ジョージア州立大学言語研究センターで人間と手話で意思の疎通が出来るピグミーチンパンジーをドキュメントで観ましたが、
この『猿の惑星-創世記』で手話で人間と意思の疎通をする猿という描写は現実的だと思いました。
⑩Pick Up Music
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⑪観たのは劇場?DVD?
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⑫その他関連
続編【猿の惑星:新世紀】 Dawn of the Planet of the Apes (2014年 アメリカ)
【バタリアン】The Return of the Living Dead (1985年 アメリカ)
【バタリアン】The Return of the Living Dead (1985年 アメリカ)
医療関係の会社で働くことになったフレディは、先輩社員と共に倉庫の地下にあるゾンビの入ったドラム缶を開封してしまい、吹き出したトライオキシン245ガス(死体をゾンビ化させよみがえらせる)を周囲にまき散らしてしまう。
自らもそのガスを吸いゾンビ化、周辺地域もそのガスを含んだ雨により墓地から死体が次々に蘇る。
さてこの結末は…?
①どんな時にお薦め?
『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のパロディを観るなら。
②何を描いた映画?
医療会社に誤って送られてきたゾンビを事故で復活させてしまった社員が、それを秘密裏に処理しようとするがかえって死人が大量に蘇り事態をより大きくしてしまいゾンビがそこら中に溢れてしまう…というホラー映画。
③印象的なシーン(演出等) ④印象的なセリフ(表情等)
(個人的に)
全身がタールに覆われた様な外見のゾンビ[タールマン]
腰から上だけの老女ゾンビ[オバンバ]
墓地で素っ裸の若い女がゾンビに襲われるシーン。
ゾンビ「ブレイン!」(脳みそ!)
⑤見どころ
(個人的に)
ゾンビを焼却処理して片付けようとしたら、その焼却した煙が雨となって降り注ぎ、
墓地に眠る死者が土の中から次々に蘇るところ。
⑥ツッコミどころ
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⑦笑えるポイント
(個人的に)
死体を蘇らせゾンビ化するトライオキシン245が漏れ出し死んだ物が次々にゾンビとなる中、解剖用の冷凍庫の死体も動き出した為、首を切り落としたら死体が首なしで走りまわるところ。
⑧ネタバレになるのでちょっとだけ…
・最後はピュー~ドカン!
⑨感想
素っ裸の女がゾンビになって体をくねらせながら歩いてくるシーンが個人的には好きです。
⑩Pick Up Music
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⑪観たのは劇場?DVD?
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⑫その他関連
この映画で「オバタリアン」という流行語が生まれました。
【トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2】The Twilight Saga Breaking Dawn - Part2 (2012年 アメリカ)
【トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part2】The Twilight Saga Breaking Dawn - Part2 (2012年 アメリカ)
エドワードと結婚し、娘も誕生、自らもヴァンパイアとなりカレン一家に加わったベラが、ヴァンパイア族と狼族の争いも終わり平穏に暮らせる時が来たと思った矢先、ベラの子レネズミが全ヴァンパイアを滅ぼす存在であるとして、ヴァンパイアの王族ヴォルトゥーリ族がカレン一家の抹殺を決定。
世界のヴァンパイア族、狼族が手を結び、抹殺にやってくる最強のヴォルトゥーリ族との戦いに備える…
監督:ビル・コンドン
出演:クリステン・スチュワート
『トワイライト 』シリーズ、『スノーホワイト』
ロバート・パティンソン
『トワイライト 』シリーズ
テイラー・ロートナー
『トワイライト 』シリーズ
①どんな時にお薦め?
ベラとエドワードのラブストーリー、いよいよトワイライトシリーズ最終章第2部、第1部を観た方はこの第2部で完結です。
②何を描いた映画?
ヴァンパイアの王族ヴォルトゥーリ族との最終決戦を描いているシリーズ最終章完結。
③印象的なシーン(演出含む) ④印象的なセリフ(表情含む)
(個人的に)
・ヴァンパイアと狼族の敵味方入り乱れての壮絶な戦い。
⑤見どころ
(個人的に)
・ベラとエドワード、娘レネズミの運命。
・世界中のヴァンパイア族と狼族連合対ヴァンパイア王族ヴォルトゥーリ族との決戦。
⑥ツッコミどころ
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⑦笑えるポイント
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⑧ネタバレになるのでちょっとだけ…
最終章ヴォルトゥーリ族との壮絶な戦いは、実は…
⑨感想
ネタバレになるので書けませんが、ラストの決戦シーンを観終わった後「ん?最終章のヴォルトゥーリ族との戦いって…これ戦いになってる?」というのが個人的な感想です。
⑩Pick Up Music
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⑪観たのは劇場?DVD?
この最終章も映画館の劇場スクリーンで観ました。
⑫その他関連
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【オーシャン・オブ・ファイア】HIDALGO (2004年 アメリカ)
【オーシャン・オブ・ファイア】HIDALGO (2004年 アメリカ)
アメリカのカウボーイ、フランク(ヴィゴ・モーテンセン)が、
「マスタング=飼いならされぬ者」の血をひく愛馬ヒダルゴと共に、
1000年以上の歴史を誇り賞金は10万ドル、3000マイル(約4800km)のアラビア砂漠を横断するアラビア半島を走破するレースに出場する。
並居る名馬を相手に奮戦するフランクとヒダルゴは、灼熱の砂嵐、執拗に入るライバルからの嫌がらせ等により、瀕死状態まで陥るが、最後の力を振り絞ってヒダルゴが鼻から血を流しながら暑い砂漠を疾走する。
監督:ジョー・ジョンストン
出演:ヴィゴ・モーテンセン
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ
オマー・シャリフ
ズレイカ・ロビンソン
①どんな時にお薦め?
灼熱の砂漠をかけて走り抜けるエンデュランス馬術競技の映画を観るなら。
②何を描いた映画?
カウボーイのフランク(ヴィゴ・モーテンセン)がライバル達の妨害に合いながらも愛馬ヒダルゴと共に灼熱の砂漠を疾走、走破するアクション映画。
③印象的なシーン(演出等) ④印象的なセリフ(表情等)
(個人的に)
鼻から血を流しながら疾走するヒダルゴの雄姿。
⑤見どころ
(個人的に)
血統の良い馬の中「マスタング=飼いならされぬ者」の血をひく愛馬ヒダルゴが、
血統の良い馬に引けをとらない活躍をするところ。
⑥ツッコミどころ
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⑦笑えるポイント
(個人的に)
フランクと娘が通じたと疑ったアラビアの王がフランクの性器を切り取ろうとするが、
フランクは、ビリー・ザ・キッドの話でそれを免れるところ。
⑧ネタバレになるのでちょっとだけ…
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⑨感想
タフなヒダルゴがとてもカッコよく見えました。
⑩Pick Up Music
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⑪観たのは劇場?DVD?
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⑫その他関連
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【インターステラー】 Interstellar (2014年 アメリカ)
【インターステラー】 Interstellar (2014年 アメリカ)
地球規模で巨大砂嵐が日常的に発生する異常気象により、人類は絶滅の危機にさらされていた。
トウモロコシ農場を営む元宇宙飛行士ジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)は、
ある日、娘マーフの部屋の本棚から本が勝手に落ちる現象を何者かのメッセージではないかという事に気付く。
クーパーと娘マーフはそのメッセージを解読、それが示している施設に辿り着くがトップシークレットに触れたとして身柄を拘束される。
そこで昔の仕事仲間であったブランド教授と再会、無くなったはずのNASAが進めているラザロ計画の存在を知る…
監督:クリストファー・ノーラン
出演:マシュー・マコノヒー
アン・ハサウェイ
ジェシカ・チャスティン
マット・デイモン
マイケル・ケイン
この映画はノーベル賞物理学賞をとったキップソーン氏の監修で物理的に破綻しないような設定で制作されているSF映画です。
兎に角、宇宙空間や星雲、天体、銀河、ブラックホール、ワームホール等、スケール感が半端ないです。
設定として、地球が人類生存にとって致命的な異常気象が発生しており、早急に別惑星に脱出しなければ人類は滅んでしまうので早急に第2の地球を探す旅に出る…という悲壮感が根底にあるんですが、いざ宇宙に出てしまうとそんな事はどうでもいいような展開になります。
目的は地球脱出の為の新たな新天地となる第2の地球探しだった筈が、立ち寄る惑星ごとにトラブルや事故が発生、マット・デイモン扮するヒュー・マン博士の居る氷惑星に着陸した時も、ヒュー・マン博士は散々クーパー達を殺そうとして暴れまわり、挙句、ひとり相撲で宇宙空間に投げ出されて即死するという展開。
第2の地球に適さない惑星が次々に確定し、その上複数同乗していた宇宙飛行士は最終的にはジョセフ・クーパー(マシュー・マコノヒー)と、アメリア・ブランド博士(アン・ハサウェイ)2人だけになります。
この映画の見どころは5つあります。
1つ目・何といっても宇宙の壮大さと、本当に宇宙空間に居ると思えるぐらいの映像クオリティーの高さ。(ブラックホールに落ちた時の特殊空間、ワームホール通過時、水惑星でブラックホールの影響で超潮汐力により山脈程の高さの波が押し寄せる等)
2つ目・特殊相対性理論、特異点、ニュートン力学、スイングバイ航法、漆黒の宇宙空間、音の伝達等の物理学に基づいた展開。
3つ目・惑星探査に先に行っているヒュー・マン博士(マット・デイモン)の狂気振りと、ワガママにひとり相撲で宇宙空間に投げ出されて即死。
4つ目・ブラックホールの超重力の影響で時間の流れが遅く、ほんの1時間でも地球の7年間に相当する惑星に着陸する。
5つ目・ジョセフ・クーパーのブラックホールからの脱出
上記の項目の何れか、若しくは複数「興味ある」と思える方はこの【インターステラー】 Interstellar はレンタルして観る価値はあると思います。
レンタルしなくても誰かがYoutube であげてるかも…
【アイアンマン】 IRON MAN (2008年 アメリカ)
【アイアンマン】 IRON MAN (2008年 アメリカ)
スターク・インダストリーのCEO、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、アメリカ軍に新兵器「ジェリコ・ミサイル」の売込み実演の帰り、「テン・リングス」という謎の武装集団の襲撃を受け胸に負傷を追ってしまう。
監禁されたトニーは、そこに居たインセンという人物の手術のお蔭で、胸の傷による絶命は免れた。
そして「テン・リングス」から「ジェリコ・ミサイル」を作れと命令されたトニーは、ジェリコ・ミサイルを作ると見せかけて、胸に埋め込まれた装置を「アーク・リアクター」に改造、毎秒3ギガジュールの電力を動力源に自らパワードスーツを製作、敵地脱出。
新たに改良を加えたパワードスーツを装着しテロと戦う事になるSF映画。
監督:ジョン・ファヴロー
出演:ロバート・ダウニー Jr.
『アイアンマン2』『シャーロック・ホームズ』
『シャーロック・ホームズ:シャドウ・ゲーム』
テレンス・ハワード
『ブレイブ・ワン』
ジェフ・ブリッジス
『失踪』『トロン:レガシー』
グウィネス・パルトロウ
『恋におちたシェイクスピア』『スカイ・キャプテン』
この映画はマーベルコミックからの実写映画化ですが、マーベルコミックのアイアンマンを知らなくても楽しめる映画ではないかと思います。
というのも僕自身がマーベルコミックを読んだことがなく、殆ど知らないアイアンマンに扮するロバート・ダウニーJr、更にペッパー・ポッツに扮するグウィネス・パルトロウのことも殆ど知りませんでした。
なので出ている俳優で選んだわけではありません。
全くストーリーも登場キャラクターも知らず、SFアクション映画として楽しめました。
アイアンマンとは、
「頭が良くて、金持ちで、女を口説く話術があって、口八丁手八丁、ルックスも問題無い、巨大軍事企業のCEOであり発明家」
男なら誰もが望むであろう条件を満たし、手足からジェットを噴射しマッハで飛行、車を持ち上げ、手と胸からリパルサーブラストを発射する人工スーパーマン。
手に入らないものがあるとすれば、それは貧乏だけ。
人工なのでパーツが故障したり、装着できないとただの人。
トニーの部下ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロウ)とのロマンスらしき匂いがします。
因みに、このアイアンマン役の俳優ロバート・ダウニーJrは、本作のプロモーションで来日した時に、日本での知名度の低さから空港で入国管理局によって6時間足止めを食ったそうです。